中日ドラゴンズの無死満塁での打撃成績を検証してみた結果・・・
元ナゴヤドーム社員・野球ブロガーのドララです!
お久しぶりです。
最近、多忙により気まぐれ更新が続いています。
落ち着けば、また毎日更新していこうと思っているのでまたよろしくお願いします。
さて、今回のテーマは、中日ドラゴンズの無死満塁での打撃成績についてです。
今シーズンの4/29日分までまとめましたので、ご覧ください。
目次
無死満塁という大ピンチ
中日ファンならもうお馴染みの「無死満塁からの無得点」
いつからでしょうか!?
「無死満塁=大ピンチ」と化したのは...
統一球が始まった優勝した年の2011年頃から、強打者であってさえも、無死満塁では、簡単に打ち取られてしまう・・・
森野、和田、外国人選手などの強打者でさえ・・・
無死満塁でも普通に打っていたのは、ルナくらいしか個人的に記憶に残っていません。
前置きはさておき、2018年の無死満塁の結果をまとめてみましたのでご覧ください。
無死満塁での打撃結果
4/7 8回表
アルモンテ レフトへのヒットで出塁 1塁
マテオ(投):暴投 2塁
ビシエド 外角のスライダーを見送りフォアボールを選ぶ 1,2塁
平田 叩きつける打球で内野安打 満塁
<無 死 満 塁>
高橋 152キロのストレートを打つもショートフライ 1アウト
福田 150キロのストレートを打つも5-4-3のダブルプレー 3アウトチェンジ
「野球の教科書に載って有りそうな、理想的な無死満塁での打ち取り方」で3アウト!!
4/8 8回表
亀澤 一度もバットを振ることなくフォアボールを選ぶ 1塁
大島 152キロのストレートを見送りフォアボールを選ぶ 1,2塁
京田 0アウト1,2塁からショートへの内野安打 満塁
<無 死 満 塁>
アルモンテ 0アウト満塁の2-1からライトへの逆転タイムリーヒット! 神6-7中 1,3塁
アルモンテが2打点!!
1塁走者アルモンテに代走工藤➜盗塁成功 2,3塁
ビシエド 外角のスライダーを打つもセカンドフライ 1アウト
平田 1アウト2,3塁の2-2からセンターへのタイムリーヒット 神6-9中 1塁
高橋 高めの変化球を打つもサードフライ 2アウト
福田 外角のストレートを打つもセカンドフライ 3アウトチェンジ
見事、無死満塁後も点を取っています。
無死満塁の場面での先頭打者がカギを握ります。
「先頭打者が打てなければ得点は入らなくなる」と言われています。
このケースでは、無死満塁ので先頭打者アルモンテが打ったため、この回4得点しています。
4/22 7回裏
大野奨 一度もバットを振ることなくフォアボールを選ぶ 1塁
堂上 一度もバットを振ることなくストレートのフォアボールを選ぶ 1,2塁
磯村(捕):捕逸 2,3塁
大島 敬遠ぎみのフォアボールで歩かされる 満塁
<無 死 満 塁>
京田 低めのチェンジアップに空振り三振 1アウト
アルモンテ 外角のチェンジアップを打つも4-6-3のダブルプレー 3アウトチェンジ
「野球の教科書に載って有りそうな、理想的な無死満塁での打ち取り方」で3アウト
4/29 6回裏
大島 0-2から先制ホームラン! 中1-0D
京田 ライトへのヒットで出塁 1塁
アルモンテ 一度もバットを振ることなくストレートのフォアボールを選ぶ 1,2塁
モヤ ランナー1,2塁からセンターへのヒットで出塁 満塁
<無 死 満 塁>
平田 外角の落ちる球を打つも6-2-5のダブルプレー 2アウト1,2塁
高橋 外角のチェンジアップを打つもセカンドゴロ 3アウトチェンジ
「野球の教科書に載って有りそうな、理想的な無死満塁での打ち取り方」で3アウト
4/29 8回裏
京田 レフトへのヒット 1塁
アルモンテ ピッチャーへの強烈な打球の内野安打 1,2塁
堂上 バントするもエスコバー(投)のフィルダースチョイスによりオールセーフ! 満塁
<無 死 満 塁>
平田 高めのボール球につられて空振り三振 1アウト
高橋 高めのボール球につられて空振り三振 2アウト
福田 一打勝ち越しの場面で内角のストレートを打つもレフトフライ 3アウトチェンジ
「野球の教科書に載って有りそうな、理想的な無死満塁での打ち取り方」で3アウト
無死満塁打撃結果まとめ
4/7 遊飛➜併殺 (高橋➜福田)
4/8 タイムリーヒット(2打点)この回4得点 (アルモンテ)
4/22 三振➜併殺 (京田➜アルモンテ)
4/29 併殺➜二ゴロ (平田➜高橋)
4/29 三振➜三振➜左飛 (平田➜高橋➜福田)
4/29は2度の無死満塁で無得点。
当たり前のように無死満塁のピンチを無得点で切り抜けるのはやめてくれ
無死満塁での先頭打者の打率は、5打数1安打で.200 2打点
そして、無死満塁から、イニング終了までのトータルでの打率は、14打数2安打で.143となります。
しかも、ここぞと言わんばかりに併殺打を打ってます。
落合監督の無死満塁での考え方
無死二、三塁で、和田が四球にて無死満塁。
周りの人はアノ四球を「いい四球を選んだ」というけど、(オレは)「頼むから内野ゴロでいいから一点とってくれ」と。
そういう教育を8年間ずっとやってきたから。無死満塁になったら内野のゲッツーでいいから一点とってくれと。
一点とったら二死で3塁にランナーが残る。次のバッターがどれだけ楽かと。
次に点の入る確率はもの凄く高くなるの。
ところが無死満塁で最初の打者が内野フライ打つか三振すると点数ってなかなか入らない。
だからあそこだけは、一点負けているケースで「頼むからショートゴロでいいから打ってくれ」と。
そしたら最悪の四球。「うわ、これは手を打ちづらくなったな」と。
この発言は有名だと思いますが、まさにその通りですね。
今では、私もゲッツー間の1点取れれば御の字と思ってます(笑)
番外編
無死満塁で打ち取られると、投手によくガッツポーズをされます。
でも己惚れないでほしい。
「これは、投手の実力ではなく、中日打線の無死満塁ので実力なんです!!」
まとめ
いかかだったでしょうか?
得点期待値が一番高いとされている無死満塁。
中日ドラゴンズには関係なさそうですね( ;∀;)
今後、無死満塁でセオリーではない、スクイズでの奇襲や、3連続代打とか、何か工夫して欲しいですね。(難しいとは思うけど)
次は1死満塁や2死満塁について、検証していければと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
フォローしてね(*^-^*)