【プロ野球】2段モーション解禁によるメリット~選手の意見は?

 

こんばんは、ドララです! 

    

2段モーションについての定義などは下記から!

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前回の記事では、2段モーションのルールや歴史、当時2段モーションで活躍した選手を取り上げましたが、今回は、続編という形で2段モーションのメリットや、選手の意見などをまとめてみました! 

 

  目次

2段モーションのメリット

 

メリットその①

 

相手打者のタイミングを外すことが出来る。

2段目のタイミングを微妙に変えることが出来るため、フォームにより、打者を幻惑出来る。

 

メリットその②

 

「1・2・3のタイミング」で投げる際に、2のところで静止することにより、投球動作に溜めを作ることができるため、より力をボールに入れることが出来る。

 

メリットその③

 

一度静止する動作を入れることにより、リズムのある投球ができて投げやすい

以前も、投げやすさや溜めを作りやすいことから、2段モーションを取り入れる選手がいました。

 

メリットその④

 

投球フォームに悩んでいる選手や、成績が残せていない選手が2段モーションに挑戦することにより、開花する可能性が・・・

 

また、今活躍している選手も、さらに良い成績を残せる可能性がある。 

恩恵を受ける選手の代表としては

2016カルビープロ野球カード第2弾■レギュラーカード■093/菊池雄星/西武

なんといっても、西武・菊池雄星だろう。

2段モーションに近い選手が他にもいたなかで、菊池だけが反則投球を取られている

菊池にとっては追い風となり、気にせず投球することが出来る。

 

菊池の投球フォームに対してメジャーリーグスカウト

メジャーリーグでは、まったく問題のない2段モーションを気にするあまり菊池の持ち味が消えてしまうのが心配」

という声が上がっていた。

 

解禁による選手達の意見は?

 

阪神藤川球児

 

自身もかつて指摘を受けた2段モーションに投球動作の制約が少なくなることから

「学生も含めた故障は減るかもしれない。防止につながる」

といった持論を展開した。

 

中日・又吉克樹

 

入団1年目に周囲から2段モーションを指摘されフォーム修正した経緯もある又吉は、

「投球モーションのどこかでアクセントを入れたら体重を乗せやすくなる。はまれば自分の得になるし、うまくなる道が1本増えた」

投げ慣れたフォームで再び、打者と対峙できるのはプラスになるはずだ。

 

将来の野球界を担う子どもたちには、

「良い球を投げていても“プロではダメだから直しなさい”と言われ、投げ方が分からず埋もれてしまう子もいる。小さな子どももいろんな投げ方に挑戦できる」

と野球規則の文言が削除されたことを歓迎した。

 

まとめ

 

いかかでしたでしょうか。

2段モーションのメリットは結構ありますよね。

グレーゾーンだった選手は、逆に堂々と出来ますし、さらに溜めをしっかり作ることも出来ますし、投手に取っては追い風ですね。

打者との駆け引きも早くみてみたいところです!