【プロ野球】2段モーション解禁によるメリット~選手の意見は?
こんばんは、ドララです!
2段モーションについての定義などは下記から!
前回の記事では、2段モーションのルールや歴史、当時2段モーションで活躍した選手を取り上げましたが、今回は、続編という形で2段モーションのメリットや、選手の意見などをまとめてみました!
目次
2段モーションのメリット
メリットその①
相手打者のタイミングを外すことが出来る。
2段目のタイミングを微妙に変えることが出来るため、フォームにより、打者を幻惑出来る。
メリットその②
「1・2・3のタイミング」で投げる際に、2のところで静止することにより、投球動作に溜めを作ることができるため、より力をボールに入れることが出来る。
メリットその③
一度静止する動作を入れることにより、リズムのある投球ができて投げやすい。
以前も、投げやすさや溜めを作りやすいことから、2段モーションを取り入れる選手がいました。
メリットその④
投球フォームに悩んでいる選手や、成績が残せていない選手が2段モーションに挑戦することにより、開花する可能性が・・・
また、今活躍している選手も、さらに良い成績を残せる可能性がある。
恩恵を受ける選手の代表としては
なんといっても、西武・菊池雄星だろう。
2段モーションに近い選手が他にもいたなかで、菊池だけが反則投球を取られている。
菊池にとっては追い風となり、気にせず投球することが出来る。
菊池の投球フォームに対してメジャーリーグスカウトは
という声が上がっていた。
解禁による選手達の意見は?
阪神・藤川球児
自身もかつて指摘を受けた2段モーションに投球動作の制約が少なくなることから
「学生も含めた故障は減るかもしれない。防止につながる」
といった持論を展開した。
中日・又吉克樹
入団1年目に周囲から2段モーションを指摘されフォーム修正した経緯もある又吉は、
「投球モーションのどこかでアクセントを入れたら体重を乗せやすくなる。はまれば自分の得になるし、うまくなる道が1本増えた」
投げ慣れたフォームで再び、打者と対峙できるのはプラスになるはずだ。
将来の野球界を担う子どもたちには、
「良い球を投げていても“プロではダメだから直しなさい”と言われ、投げ方が分からず埋もれてしまう子もいる。小さな子どももいろんな投げ方に挑戦できる」
と野球規則の文言が削除されたことを歓迎した。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
2段モーションのメリットは結構ありますよね。
グレーゾーンだった選手は、逆に堂々と出来ますし、さらに溜めをしっかり作ることも出来ますし、投手に取っては追い風ですね。
打者との駆け引きも早くみてみたいところです!